少し前のことですが、とっても日が良かったので、
前から行きたかった「江島杉山神社」行ってきました。

鍼灸師なら、おそらくみんな知ってる杉山和一様が祀られている神社です。

杉山和一さまは、
江戸時代に活躍した盲目の鍼灸師です。

幼い頃に病気で失明し、
視力がなくても生活ができるようにと
鍼術を志しました。

でも、物覚えが悪く技術が向上しないことから、
最初に師事していた師匠からは破門されてしまいます。

崇拝している江ノ島弁天の岩屋に
こもって断食修行を行い、
大きな石につまづいて倒れたときに
足に刺さった松の葉が
椎の葉にくるまれていたことから
管鍼法を思いつきます。

その後、他の師につき鍼術を学び、
江戸で開業すると鍼の名人として有名なり
徳川綱吉将軍の治療をするまでになった人です。

年をとってもなお江ノ島の弁財天に月参りする
和一の身を案じ、墨田の地に江ノ島弁財天を
勧請し祀るようになりました。

敷地内ににある「鍼灸あんま博物館」は
こじんまりとしているものの
日本の鍼灸の歴史を垣間見れて面白かったです。

博物館に飾ってある昔の経穴人形は
なかなかキモ可愛かったです。

 

皇居にも行きました。

修学旅行で行ったことがありますが、
多分その時は外から見る程度だったような気がします。

一般公開されている東御苑です。

写真に写っている場所は、大奥があったところみたいです。

 

江島杉山神社の近くに(歩いて20分位)
すみだ北斎美術館があるので
そちらの方も行ってきました。

北斎が弟子の練習のために描いた見本のような冊子も多くありました。

本当に絵が上手な人だなぁと感じました。

 

最後に貨幣博物館にも寄りました。

ここは中の写真を撮ることができなかったので残念ですが、
一足先に、7月から発行される新しいお札を見ることができました。

 

たくさん歩きましたが、
以前から行きたかったところに行くことができたので、大満足でした。

 

杉山和一先生のご利益をいただき、
多くの方のお役に立てる鍼灸師になりたいと思います。
(もちろん自分でも努力しますが💦)

 

いつかは和一先生がお参りしていた
江ノ島にある江島神社の方にも参拝したいです。