先日行ってきました、「東洋医学的に考える女性の身体とメカニズム」。

内容は主に、女性の生理と妊娠・不妊の考え方で、
新しい命を育むための体作りについてでした。

月経がまともに来ていないと、やなり妊娠は難しいです。

正常な月経によって、
赤ちゃんが育つための子宮が養われるからです。

だから、生理が来なかったり、不定期だったり、
異常に痛かったり、経血に塊があるような方は、
まずはそれを改善していく必要があります。

不妊の理由も人それぞれです。

基本的なエネルギーが根本的に足りない方
(気虚)

ストレスが溜まりすぎて、気血の巡りが悪くなっている方
(気滞血瘀)

体に水分や脂肪を溜め込み過ぎている方
(痰湿)

血の滞りが悪く、子宮への血流が悪くなっている方
(血瘀)

などなど。

どれもこれも改善にはある程度の時間がかかります。

とくに、エネルギー不足の方の場合は、
かなり時間をかけて体を変えていく必要が出てきます。

エネルギー不足の方が、エネルギー不足のまま妊娠したとしても、
その妊娠状態を維持するのはとても難しいんです。

健康に妊娠・出産したいなら、まずは自分の体質を理解して、
体質にそった生活習慣、食に気をつけ、体質を改善し、
生理を安定させていくのが第一になります。

私は不妊治療に対して、偏見も持っていませんし、
否定的なわけでもありません。

ただ、妊娠を受け入れらる体になっていなければ、
いくらタイミング療法しても、
体外受精してもあまり意味がないものになってしまいます。

不妊治療を成功させるためにも、
やはり体を作っていくことは必要なんです。

妊娠を望んでいる方にしていただきたいことは

・しっかりと朝食をとる

・夜10頃には就寝するように努力する(遅くても12時まで)

・お腹周り、足首周りを冷やさない

・ストレスを溜めない

・目を使いすぎない

厳密に言うと、まだまだありますが、

とりあえずは、こんなこと注意していってください。

このブログは2014年に書いたものを加筆したものです。