そろそろ、周りに花粉症の症状を訴える方が増えてきまました。

花粉症

私はというと、
「今日は花粉飛んでいる感じ…」
と思う日もありますが、
特に症状も出ずに過ごしております。

先日のラジオFでは、
花粉症対策養生について話させていただきました。

漢方の養生では、
予防はワンシーズン前から行うのが良しとされていますが、
そう考えると11月くらいから始めてないといけないんですよね(;^ω^)

でも、過ぎちゃった時間は取り戻せません。

でも、ご安心下さい。

今からやっても症状緩和は期待できますからね(*^^)v

漢方では、人間の身体は、
気・血・水の3つの要素により構成されていると考えられます。

花粉症の場合、
一番補わないとならないのは、気です。

気はエネルギー。

エネルギーが落ちると、
身体を覆っているバリヤー機能が弱まり、
邪気(体に悪いもの)が入ってきやすくなります。

なので、
良い気を身体にたくさん取り込んでください。

具体的には、

深呼吸などで新鮮な空気をたっぷりと吸い込んだり、

気を補う働きのある食材(豆類、きのこ類、イモ類、雑穀)
を意識して摂るようにするといいです。

甘いもの、辛いもの、甲殻類、魚卵、もち米、アルコールなどは、
症状を悪化させるので、
花粉症シーズンは出来るだけ控えて下さいね。

また、胃腸が弱ると免疫力が下がり、症状が悪化するので、
食べ過ぎや飲み過ぎにも注意してくださいね。

腸は体内で最大の免疫器官と言われています。

腸内環境が悪いと、症状も悪化するので
便通を良くするように気を付けてくださいね。

すでに症状が出ている場合は、
上記の養生法に加えて症状別対策するといいですよ。

【水っぽい鼻水の出る人】
体が冷えて水分が滞っているので、体を冷やさないようにし、水分代謝を高めてください。
また、冷たいもの、水分代謝を悪くする甘いものを控えてください。

生姜、ネギ、玉ねぎ

【粘り気のある黄色い鼻水】
体に熱がこもっています。
ミント、緑茶、レンコン、キュウリなど体の熱を抑える食材がおすすめです。

【目のかゆみ、充血】
菊花(カモミールでもOK)、ミント、クコの実、桑の葉

青ジソやナツメはアレルギー症状を緩和してくれるので、
どちらのタイプでもおすすめです♥

まだまだ、花粉シーズン本番はこれからです。

疲れを溜めると、症状も悪化しやすくなります。

漢方養生生活で、できるだけ快適に
これからの季節を過ごして下さいね。