先日妊娠34週の妊婦さんから、ご連絡をいただき
何回か逆子に対する鍼灸治療をさせていただきました。

逆子のことを骨盤位と言います。

わりとくるくる動く胎児ちゃんみたいで
正常位と逆子と繰り返し、
最近はずっと逆子が定着してしまったそうです。
(この胎児ちゃんは横向きなので横位)

逆子体操をアドバイスされてやっていましたが、
なかなか治らなかったそうです。

 

妊娠28週以前なら、逆子と言われても自然に治る場合が多いです。

それ以降に逆子と言われた場合は、
逆子の時期が長くなればなるほどに
正常な位置に戻りにくくなってしまいます。

だから、鍼灸の逆子治療を行うなら
妊娠31週前には来院した方が良いです。

妊娠34週を過ぎると自然に治る確率がかなり下がってしまいます。

今回の妊婦さんは34週過ぎていましたが、
経産婦さんだったので、治療させていただきました。

経産婦さんの場合は、初産の方に比べて
36週を経過しても治りやすいとの報告があります。

 

こちらの患者さまは、腰痛と恥骨痛もあったので、
逆子治療に加えて、そちらの方も対応させていただきました。

逆子のお灸をすると、お腹の中で元気よく
赤ちゃんがぐるぐる動いていましたよ。

治療後にお腹を触らせていただくと、
頭の位置が右下に移動いた感じでした。
(触っているだけなので確証は持てませんが💦)

辛かった恥骨痛、腰痛も軽くなったそうです。

逆子治療は継続して受けた方が良いので、
翌週も治療させていただきました。

その週末助産院で胎児のエコーを見てもらったら
頭位(頭が下の姿勢)に戻っていたそうです。

でも、助産院で逆子防止の腹帯をサラシでやるように
アドバイスを受けたらしいのですが、
大丈夫そうと思ってやらずにいたら、
またもや胎児ちゃんが横向きになってしまったみたいだと
ご連絡をいただき、逆子の出張治療に行かせていただきました。

治療前にお腹に触れると、横向きと言うか
じゃっかん頭が右下の斜め向きという感じを受けました。

胎児ちゃんは、治療中からとっても元気に動き出しました。

治療後もお腹を触らせていただくと
もぞもぞ動いているのを感じました。

頭の位置がもっと下に頭が下がっていたみたいなので
おそらく頭位に戻っているかと思います。

施術前に辛くて歩くものしんどかった
恥骨痛と腰痛も楽になったと喜んで下さいました。

良かったです。

今回、頭位に戻ってみたいなので、
セルフでできる安産のお灸も伝えさせていただきました。

胎児ちゃん、このまま出産までこの位置にいてね👏

 

逆子治療の患者さまは、週2回位のペースで
鍼灸治療を受けるのがおすすめです。

お家でも毎日セルフケアできるように
ツボの位置とお灸のやり方をお伝えします。

 

富士宮、富士市で逆子の鍼灸治療も出来る鍼灸×リラクゼーションCure Flowerでした。