少し前に、鍼灸の専門学校の同期の仲間と勉強会をやりました。
(毎月恒例になりつつあります)

今回は背中にツボの探し方をメインでやりました。

背中には臓器と繋がっている重要なツボがたくさんあります。

肩甲骨とか、肋骨の下端、腰の骨などを指標にして探すんですよ。

慣れないと探すのが難しいのです😵

指標を分かりやすくするために、
背中に蛍光ペンを使って骨の位置を描きました。

(もちろん、お客さま相手にはこんなことしないですよ😂)

モデルになってくれた石ちゃんの
脊柱起立筋(背骨の両脇にある筋肉群)
はなかなか盛り上がっていて、
背骨が窪んでしまっている状態です。

筋肉を触ってみるとそれほど硬い感じはありませんが、
勉強ついでに脊柱起立筋を緩める施術もやりました。

写真だと分かりにくいですが、起立筋の緊張が緩んで
背中全体が柔らかな感じになりました。
(向かって右がアフター)

この処置は目に見えて即効性を感じられるのが素晴らしいです😍

 

脊柱起立筋群は姿勢を保持するために働く筋肉です。
姿勢が悪い人はカチコチに固まってしまっていることが多いです。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」がありますが、
交感神経の繊維の束は、背骨の両脇を縦走しています。

常にストレスを感じている、リラックスできない方は
この筋肉群が張っている傾向があります。

ここの筋肉を緩めることで、交感神経の過度の緊張を抑えて
リラックスしやすくするなります。

また消化器や呼吸器などを内臓の調子を整っていきます。