7月5日は、ラジオF、スマイルゼミの生放送でした。

暑さも本格的になってきて、そろそろ食欲がなくなってきた…

なんて方もいるかもしれませんね。

 

夏バテをしないためには、春の過ごし方が大切だと言われています。

でも、過ぎてしまったことをあーだこーだ言っても仕方がないので、今からできることをしていきましょう!

 

夏は、春に生れたものが生い茂り成長する季節です。

日差しも強いですし、陽の気も最も強くなります。

気持ちも晴れやかになって好奇心も旺盛になり、行動的になりますが、行きすぎると興奮したり、イライラしてしまいます。

身体の新陳代謝も活発なりますが、暑いので、体に熱がこもりやすくなります。

しっかりと汗をかくことで、体内にこもっている熱を発散できるので、暑いから動きたくないなどと言って、室内で冷房のあたってばかりいないでくださいね。

 

しっかりと汗をかくことが大切とは言っても、汗のかき過ぎは注意が必要です。

身体の水分と一緒に、エネルギーも外に出てしまい、夏バテを招いてしまいます。

 

暑さによるトラブルを未然に防ぐためには、

こまめに、はやめに、チビチビと水分補給が大切です。

暑いから、ついつい冷たい飲み物をゴクゴク飲みたくなってしまいますが、水っ腹になると消化吸収の働きが落ちしまいます。

あと、食事中もできるだけ水分はあまり取らないでくださいね。

 

夏野菜は身体の潤わせつつも、水分代謝を高め、余分な水分を身体の外に出してくれます。

しかも火照った身体を中から冷やしてくれますよ。

 

暑さで食欲が出ないという方は、胃腸の働きを高める食材を食べてください。

とうもろこし、じゃがいも、かぼちゃ、枝豆、豆腐などなど

甘味のある食材や黄色い食材です。

 

夏の食材は「苦味」や「淡味」がポイントになります。

苦味の代表は、ゴーヤ、緑茶、グレープフルーツなど

苦味食材には、解毒したり、熱を冷ましたりする働きがあります。

 

淡味の代表はズッキーニや冬瓜など

淡味食材には、水分代謝を高めたり、体にできたしこりを柔らかくする働きがあると言われています。

 

汗が出すぎて困るという方は、梅干やお酢、夏みかんなどの酸味をとってください。

引き締めの働きがあるので、汗の出過ぎを抑えてくれます。

 

暑くて眠ないと、疲れが抜けなくなってしまいます。

昼間に15分程度の昼寝をしてエネルギーを補充して、夏バテしないようにしてください。

夏の睡眠対策については、8月のスマイルゼミでお話させていただきます。

 

冬の病気は夏に治すと言われています。

この時期を健康に過ごすことで、冬に負けない身体を作ることができますよ。