1月、2月でスクール開催の疾患集中コースを受講してきました。

開催内容は
1月に女性不妊
2月に男性不妊

両方ともとても興味深く受けることが出来ました。

講座や書籍などで女性不妊について触れることは多いですが、
男性不妊について集中的に教わると言うのは滅多にない機会です。

初めて聞く言葉も多くて、とても興味深く学ぶことが出来ました。

女性の場合は不妊といいますが、
男性の場合、中医学では不育と言います。
(初めて知ったんですけれどね)

WHOでの不妊症の定義は
「子どもを望み、避妊せず、自然な生活があるカップルで、2年間以上の赴任期間があること」
となっています。

我が家の場合、結婚してから子どもができるまで3年かかりましたので、
WHOの定義で行くと、私は不妊症だったということになります。

(その頃の自分の体の状態を考えると
子どもができなかったのは仕方がないとは思います)

女性不妊の原因は
排卵障害
受精障害
着床障害

男性不育の原因は
勃起・射精障害
精液異常

となっています。

でも、漢方的に考えると男女ともその原因は、

エネルギー不足だったり、エネルギーが滞っていたり
(要するにストレス)

血が足りていなかったり、血が巡っていなかったり

水が足りていなかったり、水が過剰で巡っていなかったり

とさほど変わりがないことを知りました。

なので、男女ともに同じような原因で子どもに恵まれていないのなら、
同じようなアプローチで体質を改善していくことが可能になります。

もちろん、アプローチ法は
気の不足、滞り
血の不足、滞り
水(陰液)の不足、滞り

で変わってきますけれどね。

漢方薬についても学んできました。

私は、薬剤師や医者でないので
漢方薬を勧めたり、出すことはできませんが、
知識としてはとっても興味があります。

漢方薬を構成する生薬には、
植物由来
動物由来
鉱物由来
があります。

一般に動物由来のものは、
体を温める働きが強いそうです。

でも、亀からできている生薬は
潤わす力が強いとのこと。

海や川に生息する生物なので、
潤わす力に満ちているんですね!

潤わす力も妊娠力を上げるためには必要な部分です。
(その人の体質によるので、闇雲にスッポンをとれば良いわけじゃないですよ)

男性の場合は、動物由来成分が多い漢方薬を服用していると
体臭が強くなるそうですよ。

だだ、不妊や不育の原因は人それぞれなので、
間違えても勝手な自己判断で
漢方薬を買って飲むということはしないで下さいね。

漢方薬を買うときは
ちゃんと知識のある薬剤師さんやお医者さんに
相談するのが賢明です。

症状が余計酷くなってしまうことも
ありますからね。

妊娠しやすいカラダ作りのために
日常的なアドバイスや食養生でしたら、
キュアフラワーでもさせていただきます。

現在キュアフラワーでは、妊活及び鍼灸治療による不妊治療も行っております。